各神様考察

名前 考察
名前の神様 ・名前=二葉亭氏名明治の小説家、二葉亭四迷から捩ったと思われる。二葉亭四迷(ふたばてい しめい)、男性、1864年-1909年は、小説家、翻訳家。本名は長谷川辰之助(はせがわ たつのすけ)。親に『小説など書く道楽モノはくたばってしまえ!』と言われた事から、『くたばってしまえ』→『ふたばていしめい』と名乗ったようだ。明治20年に発表された『浮雲(うきぐも)』から近代文学(写実主義)が始まったとされる。彼の作品は、青空文庫でも読める。
弱肉強食の神様 ・名前=ジャック・ニック弱肉から取ったと思われる。これに関してはあまり捻ってないようだが、絵の方は人間を食物のヒエラルキーのトップではなく、きちんと人間も食物連鎖の中に入っている(人は植物の栄養)描写なのが興味深い。
時間の神様 ・名前=Dr.ジーカン時間→ジーカン→ジー=爺。という感じか?シャレの形を取っているが、キャラクターを老人にするという所で、誰にでも訪れる時間の経過=老化を表しているのかも知れない。(深読み)
ミクロの神様 ・名前=カラテアント昭和40年頃地域で放送された海外アニメ『怪力アント』から捩ったと思われる。原子の力を持つ小さな正義の味方アントが、警察からも頼りにされ悪者相手に大活躍!というストーリー。アントの声は故高橋和枝氏(二代目カツオ等)が担当。今でもスカパーなどでたまに放送されるようだ。(未確認)
かくれんぼの神様 ・名前=魔仇陀余ま・あだ・だ・よ。かくれんぼの掛け声『まぁだだよ』から来たと思われる。当てた漢字が非常に神っぽくて面白い。頭隠して尻隠さずを体現している神だが、その尻がなぜ生尻なのかが大変気になる。
まいごの神様 ・名前=大泣きジジイ妖怪『子泣き爺』から来てると思われる。子泣き爺。(児啼爺) 日本に伝わる妖怪の一種で、徳島県の山中に現われるとされる。本来は老人の姿だが、遠くから見ると赤ん坊のようで、山道の脇で『おぎゃあおぎゃあ』と赤ん坊の声で泣いている。可哀想に思い抱き上げると急に重くなり、手放そうにもしがみ付いて離れず、その人間の命を奪うとされている。山に捨てられた子供が変化したとも言われる。水木しげるの漫画で有名。
雨やどりの神様 ・名前=ハレキライ漢字で書くと晴れ嫌い。だと思われる。確かに晴れてたら雨宿りは出来ない。見た目はてるてる坊主。てるてる坊主の起源は中国の掃晴娘(サオチンニャン)と言われている。箒で雨雲を掃き清めるという発想らしい。それが日本に伝わった時、本来日本で雨乞いや雨やみなどの祭りは旅僧や修験僧が行っていた為、娘が坊主に変化したと思われる。掃晴娘の風習は鳥取県などで息づいている。
メカの神様 ・名前=メカミ様メカ+女神でメカミ…。やや安直か?見た目は『銀河鉄道999』の機械人間から来たと思われる。
ウエイトの神様 ・名前=トングラム重さの単位、トン(t)と、グラム(g)だと思われる。普段の生活で使うだろう最大単位と最小単位を組み合わせている所が面白い。
ブルースハープの神様 ・名前=ボブボブブルースハープの名手、ボブ・ディランから来たと思われる。ボブ・ディラン(Bob Dylan, 1941年5月24日生 )は、アメリカの歌手・詩人・作曲家。アメリカを代表するアーティストの一人で、詩人としてはノーベル文学賞にノミネートされている。フォークの神様とも呼ばれており、 彼の奏でるブルースハープは、エモーショナル演奏とも賞賛される。ここでエモが出てくるのは興味深い。イベントで使われるブルーハーブは…やっぱりバイオだろうか。
名前 考察
亀の神様 ・名前=マネータートルいわゆる『銭亀』(ゼニガメ)。ポケモンで有名だが、本来はクサガメやニホンイシガメの”幼体”の事をさす。屋台などでよく売られており、丸い甲羅が江戸時代の硬貨(銭)に似ていることから、銭亀と呼ばれている。金運の神様として銭亀のお守りを置いている神社も多い。見た目は海外アニメ『ニンジャタートルズ』からインスパイヤされてる気もする。
夜ふかしの神様 ・名前=ナイト★フィーバー映画『サタデー・ナイト・フィーバー』から来たと思われる。1977年製作のアメリカ映画。監督はジョン・バダム。ニューヨーク・ブルックリンの塗装店で働くトニーは、土曜の夜になると一転してさっそうとした身なりでディスコに繰り出し花形として君臨する。そんな若者の日常を描き、世界中にディスコ・ブームを巻き起こした大傑作映画。トニー役のジョン・トラヴォルタの白いスーツを着て右手を挙げたキメポーズはかなり有名。神様もこのポーズをしている。
頭突きの神様 ・名前=ヘドバ頭突き英訳、ヘッドバッドから来たと思われる。捻りなし。見た目のデザインは闘牛も入っているが、むしろギリシャ神話に出てくるミノタウロス(牛頭人身)に近い。ミノタウロス自身は神ではなく、ミノス王の妃と牡牛の間の子で、名工匠ダイダロスの建てた迷宮に幽閉された怪物として書かれている。牛頭といえば、日本では『牛頭天王』(ごずてんのう)という神様がいる。こちらは、疫病を防ぐ神様でスサノオノミコトと同一とされている。
メロディの神様 ・名前=メロディア・スーメロディ・スー・フィゲーラと言う女性シンガーから来たと思われる。エルヴィス・プレスリーの名曲をボサ・ノヴァ調アレンジでカバーしたトリビュート盤『KING OF THE ROC』を出している。以外は不明…。
花の神様 ・名前=ハナっぺ…ここはストレートに”花”から来てるのかと思われる。全てを花言葉で喋るのだが、意外と会話になっているので面白い。
ちょうちょの神様 ・名前=おチヨ蝶(ちょう)の”ちよ”から来てると思われるが、”ちよ”には千代という漢字が当てはまり、非常に長い年月。千年。永遠。という意味も持つので意味は深い。登場時に話す夢の話は、中国の思想家『荘子』(そうし)の書いた『胡蝶の夢』(コチョウのユメ)から来てると思われる。『胡蝶の夢』を以下に抜粋する。『ある時、私は蝶になった夢を見た。私は蝶になりきっていたらしく、それが自分の夢だと自覚出来なかったが、ふと目が覚めてみれば、まぎれもなく私は私であって蝶ではない。蝶になった夢を私がみていたのか、私になった夢を蝶が見ていたのか。きっと私と蝶との間は、区別はあっても絶対的な違いと呼べる物ではなく、そこに因果の関係は成立しないのだろう。』PS『ペルソナ』のオープニングでも使われており、知っている人も多いと思う。
恋の神様 ・名前=ラブ・ジューシー……なんというか、要は潤滑油の事ですな。もしくは、愛え(自粛)。ここだけZ指定なんですが、子供に聞かれたら親はどう説明すればいいのだろうかと小一時間。
名前 考察
鳥の神様 ・名前=バーディ・ペア『ビューティ・ペア』説と、『ダーティ・ペア』説がある。見た目はビューティ・ペアから、名前はダーティ・ペアからが有力か?ビューティペアの方は、昭和50年頃にブレイクしたマキ上田とジャッキー佐藤の女子プロレスのタッグチーム。『 駆け抜ける青春』でレコードデビューしてヒットとなった。アイドル系レスラーの先駆者。一方ダーティ・ペアの方は、昭和60年頃に放送されたサンライズ系のTVアニメ。(原作は高千穂遙作の小説) 宇宙連邦が設置した機関、犯罪トラブルコンサルタントの2人が活躍するSFスペースオペラ。正式名は”ラブリーエンジェル”だが、事件を解決する度に莫大な被害や損害を出す事から、ダーティ・ペアという呼ばれるようになってしまう2人組。
バレエの神様 ・名前=プリマドンバレエで主役をやる女性をさす『プリマドンナ』からかとも思う。が、もしかしたらプリマ・ドン→プリマの親分→プリマの神様という捩りだったり、ドンという言葉が男性の名前に付ける言葉でもある為、バレエの神様がチュチュは着てても男性であるという含みもあるかもしれない。(深読み) 男嫌いのサーヤが大好きなバレエの神様が実は男。実に皮肉った内容だ。(さらに深読み) プリマドンナが男性というのは、トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団に実在する。踊り自体が元は神に捧げる儀式である為、この神様は実は結構奥深い。ちなみに、同じ所をグルグル回るという動作はこの世界と冥界を繋ぐ儀式で、盆にやぐらの周りをグルグル回る盆踊りにはそういう意味がある。
橋の神様 ・名前=ロン土橋ストレートに、ロンドン橋から来てると思われる。橋は新たな世界(地域)への象徴でもあるが、ゲーム的には『ここから先は敵が強くて危ないですよ』という警告の記号でもある。エンドネシアでもその記号は健在で、橋を渡った途端、身の危険を感じるトラップが多く存在する。
筋トレの神様 ・名前=ニック・キーン筋肉を捩ったと思われる。ジャック・ニックと非常に似通っている。ボディビルダーは何故極限まで自らの肉体を鍛える続けるのか。自分には永遠に分からなさそうだ。(適度の筋肉は素晴らしいと思いますよ)
レントゲンの神様 ・名前=ウィルヘルム・レントゲン思いっきり実在の人物。ウィルヘルム・コンラッド・レントゲンから。レントゲン博士は、ドイツの物理学者で1895年にX線を発見した事で有名。まさにX線の神様。今の医療にレントゲンは欠かせない。1901年ノーベル物理学賞を受賞。Xには『わからないもの』という意味があり、未知の光線という事でX線と名付けられたようだ。見た目も思いっきり似顔絵なので見比べると面白い。
名前 考察
トーテムポールの神様 ・名前=トー&テム&ポール思いっきりそのまんま。捻りなし。トーテムポールは、北太平洋沿岸に住むインディアンの代表的な工芸品の一つ。家の前に建てられたトーテムポールは、その家の住人の神話時代に溯る由来や物語(歴史)が刻み込まれている。ポールの一番上は、その家系の”先祖とされる動物”(トーテム)が彫られている。文字の無かった時代の家系図とも言える。
酔いどれの神様 ・名前=ジョニー大岡ウイスキーの銘柄『ジョニーウォーカー』から来てると思われる。ウォーカー…ウォーカー…大岡。なんてこった! ジョニー繋がりで話は変わるが、『男前豆腐店(三和豆友食品 株式会社)』が作る『風に吹かれて豆腐屋ジョニー』という豆腐は美味だと思う。酒のツマミにもいいよ。
失恋の神様 ・名前=徹子見た目が黒ヤギ。そして徹子。黒ヤギ徹子…。これはやはりお昼過ぎの番組で良く見る、世界の不思議を発見する番組でも良く見る彼女なのだろう。そういえば『チュウリップ』にも彼女が元ネタのキャラが出て来たし、ラブデ系スタッフは本当に好きなんだなー、黒柳徹子を。
知性の神様 ・名前=1:4:9映画『2001年宇宙の旅』に出てくる黒い物体モノリスから来てると思われる。1968年にアメリカで公開されたSF映画。この中でサルが突然現われた謎の黒い物体(モノリス)に触れる事から劇的に知恵が付くというシーンがある。このモノリスの大きさの対比が実は、1:4:9。その事から、知恵の神様の名前に使われたと思われる。この一連のイベントは、マスター(知恵の付いたサル)+モノリス=1:4:9という、素晴らしい捻りで構成されていてスタッフのセンスに拍手喝さい。ちなみに知恵の神様の足元にいる黒い小さい生き物は、モノリスの触ろうとするサルを表しているのではないだろうか。
リズムの神様 ・名前=カッパーションパーカッション+カッパ。という駄ジャレ。たぶんそれ以上でもそれ以下でもない。ただ、リズムと言うのは音楽だけに限らず、生き物は一定のリズムを刻む事で生命を維持している事から、リズム=命の神様とも言えるのかも知れない…。と、思ってみたりする。(深読み中)
カモフラージュの神様 ・名前=ル・ミエーヌフランス語の『ルミエール』から来たと思われる。ルミエールの意味は『光・光明』あるいは『知識・知性』、広くは『文明・文化』など。ミエール=見えるから、見えぬ(見えない)=ミエーヌと変化させたようだ。要は…駄ジャレ?
ノゾキの神様 ・名前=出歯亀段平のぞきの常習犯や変質者をさす言葉、『出歯亀』を使ったと思われる。語源は、明治41年に女湯のぞきの常習者で”出っ歯”の池田”亀”太郎という男が猟奇殺人事件を引き起こしたことから使われるようになったようだ。”段平”の方は、出っ歯のキャラ→丹下段平(明日のジョー)という連想からか。見た目のデザインも非常に丹下段平が入っている。段平ちょっと可哀想。
食べ物の神様 ・名前=ジョン・デーコンイギリスのロックバンド、クイーン(Queen)のメンバーにジョン・ディーコンがいる。ジョン・ディーコンはベース担当。ディーコン…デーコン…大根。い、いいのか?クイーン(Queen)は、1973年~1991年まで世界的に活動していたロックバンド。キッス、エアロスミスと並ぶ三大ハードロックバンドの一つ。
名前 考察
ポークの神様 ・名前=コック・ド・エースブタといい、コック服といい、どう見てもエースコック…。ギリギリ。が、包丁やエプロンなどのデザインがやや中華料理寄り。食べ物の神様がいるのに個別にポークの神様がいるのが興味深い。出てはこないが、ビーフやチキンやラムなどの神様もいるのかも知れない。人は何かしらの命(肉や野菜)を食べているのは違いないので『可哀想』ではなく『感謝』の気持ちを忘れないようにしたい。
スピードの神様 ・名前=ヨシムラ無限大(株)ヨシムラジャパン(YOSHIMURA JAPAN Co.,Ltd.)から来てると思われる。ヨシムラは、オートバイ・自動車用の部品・用品の研究開発やレース参戦、製造販売を手がけるメーカー。”無限大”の方は、ホンダ系列の四輪レースチームに『無限』という名前のチームが存在する。両方とも常にスピードを追求する所なので、スピードの神様にはぴったりの名前だ。見た目の方は、1969年に放送された丸善石油(現・コスモ石油)のハイオクガソリンのCMのパロディ。『Oh!モーレツ』とミニスカートが捲くり上がるシーンが有名。が、このCMの影響で子供達にスカートめくりが流行してしまった!
スナグミの神様 ・名前=ミグナススナグミを逆から読んだと思われる。どこかの王の名だというが不明。スナグミの方は、”砂組”と呼ばれているが、元は植物の名前からだと思われる。スナグミ(別名ヤナギグミ)は、砂漠特有の観賞樹でもあり果樹でもある。葉がヤナギに非常によく似ているが特徴で、ヤナギより密生して生え、枝にはナツメに似た淡黄色の実をつける。ゲーム上のデザインは、お菓子のグミキャンディー。
忠誠の神様 ・名前=ハチ公渋谷駅の銅像で有名な忠犬ハチ公から来たのは誰が見ても明白。と言うか、見た目も銅像そのまま。ハチは秋田犬で、東京帝国大学(現・東京大学)農学部の教授、上野英三郎に飼われていた。時に最寄駅である渋谷駅まで送り迎えすることもあったハチは、主人が急死した後も毎日渋谷駅前で主人の帰りを待ち続けた事から忠犬と呼ばれるようになった。ゲーム上でハチ公の両脇にいるのは、映画『南極物語』に出てくる太郎と次郎だと思われる。
カニの神様 ・名前=ザ・ファイタークラブ実はこれはちょっと分からないでいる。人の集まりを表す『クラグ』とカニの『クラブ』を掛けている所は間違いなさそうなのだが、何故『ファイター』なのかがいまだに未確認。映画に『ファイトクラブ』というのがあるが、こちらはプロレスものではない。カニの種類に『ファイター』というのがあるのかもしれない。知ってる情報がありましたらぜひ。
貝の神様 ・名前=シェリー貝ガラのシェル(shell)から捩って付けたかややストレート。見た目は、有名な絵画ボッティチェリ作の『ヴィーナスの誕生』からと思われる。シェリー繋がりで話は変わるが、シェリーという洋酒(白ワインの1種)には、『大事(大切)な人』という意味が含まれている。(余談)
思春期の神様 ・名前=テッカMEN鉄で出来たお面、鉄仮面から来たと思われる。ゲームでは傷付きやすい心を包む殻として描写されている。元々はフランスのバスティーユ監獄で収監されていた囚人が仮面を被らされていたという話から来たと思われる。日本では、昭和60年に放送された『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』が有名。主人公(麻宮サキ)は幼少期に鉄仮面を着用して育てられた、というかなり無茶な設定。女の子なのに洗顔はどうしたんだろう…。
戦争の神様 ・名前=鳩のモーリー鳩は平和の象徴。モーリーの方は『英空軍のアメリカ人』からと思われる。『英空軍のアメリカ人』は1941年にアメリカで作られた戦争映画で、主人公の上司にモーリー隊長という人物が出てくる。パイロット(主人公)と英国紳士(モーリー)とヒロインの踊り子という奇妙な三角関係の話のようだ。ただ、他にもモーリーという人物が出る戦争映画もあるかもしれない。
名前 考察
墓場の神様 ・名前=サムラ・イミーアメリカの映画監督、サム・ライミから来たと思われる。サム・ライミ(Sam Raimi)はミシガン州出身で、8ミリの自主映画を経て作られた『死霊のはらわた』で監督デビュー。映画のヒットで一躍人気監督に。他にも数々のホラー映画を手掛けており、最新作は2006年に日本で公開の『ブギーマン』。
格闘の神様 ・名前=不動院ケン子色々な格闘ゲームから…。という所までは分かるのだが、格闘ゲームだけは守備範囲外なので詳しく分からない。分かるのは、見た目の胸元とハリセンがKOF、ケン子のケンがストリートファイターの拳からくらい。知ってる情報がありましたらぜひ。
修理の神様 ・名前=修ちゃん思いっきり、『UFO』です。自社パロです。(正確には元自社)『UFO- a day in the life -』は、1998年にラブデリックが開発し、アスキーから発売されたPSゲーム。宇宙人捜索バラエティというジャンルで、アパートの中で隠れている遭難した宇宙人の写真を撮る事で発見していくシステムが非常に面白い。発売からかなり立っているがいまだに人気は高い。修ちゃんはその救助隊の乗組員の1人。こんな所で出会えるなんてと、かなり大喜びした思い出。
ギターの神様 ・名前=ギタローミュージシャンの中村キタローから来たと思われる。キタローは名ベーシスト。ベースギター+キタローでギタロー…。自分自身のアルバムはないが、杏里、久保田利伸、小沢健二、山崎まさよし、忌野清志朗など数多くの歌手のレコーディングやツアーに参加している。現在は、プロデューサー&アレンジャーとしても活躍中。そう言えば、ギタローに似た名前で作曲家のキダ・タローもいたなー。
枯葉の神様 ・名前=伊武モン太フランスのシャンソン歌手、イヴ・モンタンから来たと思われる。イブ・モンタン(Yves Montand)は、俳優でもあり、1946年に出演した『夜の門』で、主題歌の『枯葉』を歌ってヒットさせた事で有名。映画を見ていなくても、『枯葉よ~~』というフレーズを知っている人は多い。だから、枯葉の神様なのか…。イヴ・モンタンと言えば、1997年に桑田佳祐が、『夷撫悶汰レイト・ショー』というアルバムを出している。夷撫悶汰(いぶもんた)らしい。こちらはジャズ。
ランスの見た神様 ・名前=ケンタウロス(♀)ギリシア神話に登場する半人半馬の怪物。星座にもなっているので認知度は高い。様々なファンタジー作品に登場しており、知的であったり神々しい描写も多い。が、ギリシャ神話ではケンタウロスは好色で大酒飲みで、野蛮な生活や動物的な欲望を代表する生き物して書かれており、しばしば正義や英雄によって痛めつけられる描写が存在する。
お風呂の神様 ・名前=ヴィヴァノンドリフのヒット曲『いい湯だな(ビバノンロック)』から来たと思われる。昭和44年から16年間に渡ってTBS系で放送された『8時だョ!全員集合』のエンディングテーマとしてザ・ドリフターズに歌われた事で有名。ビバノンの語源は不明がだ、このビバノンロック(編曲されてビバノン音頭とも言う)は、実はドリフターズのオリジナル曲ではなく、デューク・エイセスというグループが1966年に発売したシングル『銀杏並木(大阪)』のB面に『いい湯だな(群馬)』という曲名で草津温泉のご当地ソングとして収録されている。ドリフターズはこの2年後にカバー曲として全国発売を行いヒットとなった。
激励の神様 ・名前=マイケル応援イギリスのサッカー選手『マイケル・オーウェン』から来てると思われる。1997年にプロデビュー。翌年の1998年では、イングランド代表史上最年少で代表に招集される。フランスW杯に出場し、アルゼンチン戦ではセンターサークル辺りからドリブルで独走してDF2人を抜き、敵陣を一人で切り裂くという度肝を抜くゴールを決め、ファンの間で『ワンダーボーイ』という愛称が付いた。(当時18歳)日本では2003年12月から洋服の青山のCMに出演している。
名前 考察
地図の神様 ・名前=メルカトロン地図のメルカトル図法から来てると思われる。メルカトル図法は1569年に地理学者ゲラルドゥス・メルカトル(Gerardus Mercator)がオランダで考案した地図投影法。正角円筒図法とも言われる。この図法の特長は、経度と緯度を格子状に配置させ、緯線と経線の比率を一定に保った所にある。当時は大航海時代で、この図法は直線状の方向が正確な為舵取りに重宝された。
御来光の神様 ・名前=サンさん太陽の英訳サン(sun)から。思いっきりストレート。 ただ、サンには息子(son)という意味も含まれており、それが子供探しと言うイベントになったと思われる。
新入りの神様 ・名前=サイバダッタ提婆達多(だいばだった)から来たと思われる。ダイバダッタは釈迦の弟子の1人で、釈迦の従兄弟に当たるといわれている。優れた素質と持っていたが、釈迦が仏陀として人々に仰がれている のを妬み命まで狙った人とされている。日本では、昭和47年頃に放送された特撮ヒーロー番組『愛の戦士レインボーマン』で、主人公の師匠としてダイバ・ダッタという登場人物が出てくる。こちらはインドの山奥に住む150歳の聖者。オープニング曲にも登場する。
モノマネの神様 ・名前=マネモネモノマネを捩ったと思われるが、最後がこんなストレートでいいのだろうか。ただ、『マネモネ科』という平行植物が存在したり、西洋画のマネとモネを同時に扱う書籍(タイトルが『マネ・モネ』)が多数あったりするので、そこら辺からのアプローチもあったかもしれない。

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